2015年5月9日土曜日

K.466 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 第2楽章

今日は有名なニ短調のピアノ協奏曲を聴きます。
暗雲漂う第1楽章とは対照的にこの第2楽章はゆったり語りかけるようなピアノのソロで始まります。
そして、中間部はト短調の鬼気迫る旋律が展開した後、またはじめの優しい歌に戻ります。
作曲されたのは1785年の2月。モーツァルトの予約演奏会で彼自身の独奏で初演されました。
それまでの社交的で明るい協奏曲とは一線を画し、それ以後のこのジャンルの作品に多大の影響を及ぼした歴史的な作品です。モーツァルトの魂の叫びを聴くようです。


ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466/第2楽章 Romanze 変ロ長調
余談
この協奏曲は私にとってとても思い出深い作品です。
クラシックを聴き始めて、まだそんなにモーツァルトに魅力を感じなった20代後半、仕事で落ち込んでいてやや自暴自棄の頃がありました。或る夜、ふと暗い自室でこの曲のレコードに針を置きました。
第1楽章のニ短調の切迫した旋律は自分の気持ちを代弁してくれているようで心を奪われました。
そして第2楽章にきて、一転してシンプル極まりないピアノの旋律が流れたとき、言いようのない感覚に包まれました。「美しい」心の底からそう感じました。モーツァルトの音楽が腹の底に落ちた感覚でした。
それ以後、私は心からモーツァルトを愛し楽しむようになりました。
■ブログの更新お休みします■
唐突ですがしばらくゆっくり休みたくなりましたので、ブログの更新を期間未定でお休みさせていただきます。長い間お付き合いいただき本当にありがとうございました。
いままで載せた曲はまだほんの一部で、数えきれない名曲の数々がモーツァルトの宝箱には残っていますが、またいつか再開できる日が来ましたら、唐突に更新させていただきます。本当にありがとうございました。