2014年9月20日土曜日

K.80 (73f) 弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 第1楽章

角田山麓の田園風景
モーツァルトの弦楽四重奏も生涯に亘って書かれ続けた重要なジャンルです。 その最初の作品を聴いてみます。
1770年3月15日、14歳の時に最初の3楽章が作曲されています。
父との最初のイタリア旅行の際に宿泊地であったローディで書かれたことから、「ローディ」という愛称で呼ばれることもあります。終楽章は後にウィーンかザルツブルクで書かれたようです。
第1楽章はアダージョで始っています。多少変則的な形ですが、当時のイタリアではこのような形式があったようです。 モーツァルトの輝かしい弦楽四重奏作品群の第一歩です。


弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 K.80/第1楽章 Adagio

写真に寄せて
周囲の越後平野は実りの秋を迎えています。
黄金の稲穂の輝きが一面を覆って美しい光景です。
今年も台風等の影響もなく、無事に収穫を迎えられたことに農家の方々は安心されておられることでしょう。
しかし、近年のTPP等の政治状況を考えると複雑な思いにかられます。
シンプルに地元で収穫された自然の恵みを地元でいただく「地産地消」がスムーズに機能するよう祈らずにはいられません。

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