モーツァルトがバッハを研究する過程で書いたと思われる曲をもうひとつ聴いてみます。
この作品はバッハの「平均律クラヴィーア曲集」等のフーガに前奏曲をつけた構成で6曲からなり、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの弦楽三重奏に編曲されています。
1782年にウィーンで書かれたと思われますが、モーツァルトが書いたという確かな証拠はありません。
フーガのもつ幾何学的な音のハーモニーに、モーツァルトの音楽の柔軟な美しさがブレンドされて、独特な空気感を感じさせます。
後にモーツァルトはこれらのバロック音楽の語法を、自己の様式に巧みに取り込み、多くの名作を生みだしていきます。
6つの前奏曲とフーガ K.404a/第1曲 前奏曲 ニ短調
<写真>新潟市:やすらぎ堤から望む信濃川
◆余談◆ 今日の「きらクラ!」
先週の公開収録の反響が多く寄せられていました。やはり熱心な「きらクラ!」ファンで埋め尽くされた、とても楽しい催しであったことが伝わってきました。私も2年前に長岡の公開収録に参加した記憶が甦りました。
ところで最後に「コダマッチ講演会」の情報があり、びっくり!参加したくなりましたが、ちと遠すぎて残念。今度は是非近間にお越しいただきたいと思います。
巷では4月からの番組改編のニュースが多々流れていますが、「きらクラ!」は絶対現在のスタッフで続くと思います。いや、続いてもらわないと困ります!!
ふかわさんも番組の中で、次回の公開収録のことに話題にしてましたから、もう継続の内示はあったと推測します。「きらクラ!」を長寿番組に!!!
記録的な大雪が続いているようで、いましばらくの忍耐ですね…。
返信削除長岡公録「上を向いて…」の口笛の中におられたのですね。
私は、昨年車で長岡近くを走りながら、「きらクラ!」でこの公録を再生していたことを思い出しました。
かっちゃんさん、コメントありがとうございます。
削除毎日毎日雪かきをしています。
こんなに長く続く大雪は最近記憶がありません。
疲れた日々、暖かい部屋で美しい音楽が聴けるのは、かけがえのない幸せです。