2013年8月4日日曜日

K.302(293b) ヴァイオリン・ソナタ  変ホ長調

新潟市・白山公園の蓮(2013.7.27)
この曲は選帝侯妃マリア・エリーザベトに献呈された6曲のピアノとヴァイオリンのためのソナタ(いわゆる「マンハイム・ソナタ」、K.301~306)の第2曲目にあたります。
 1778年2月マンハイムで作曲され、11月に出版されています。
 第1番ト長調(K.301)が抒情的であったのに対し、この曲は典型的なモーツァルト風の陰翳に満ちた曲に仕上がっています。 2楽章から成っていて、今日聴く第2楽章は瞑想的な荘重な雰囲気で始まり、二つの楽器が協奏しながら、最後はピアニッシモで消えるように曲を閉じています。

ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302 第2楽章 Andante grazioso ロンド形式

余談◆ 
ようやく当地も梅雨明け宣言が出ましたが、まだクーラー無しで過ごせます。朝晩は肌寒いくらいです。
先日の局地豪雨では多くの被害が報道されています。被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。 
写真は新潟市民の憩いの場である白山公園で先週撮影しました。
この公園は音楽の殿堂「りゅーとぴあ」のすぐ隣にあります。規模は小さいですが歴史ある神社があり新潟市民の心の中心的存在になっています。市内の住所の番地もここに近いほうが番地が若いように制定されているそうです。

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