2014年7月19日土曜日

K.451 ピアノ協奏曲 第16番 二長調 第3楽章

尾瀬 下田代のコバイケソウ (2014.6.28撮影)
このピアノ協奏曲は、モーツァルトがウィーンで多忙な活躍をしていた1784年の3月に自身の私的演奏会のために書かれました。
2本のトランペットとティンパニが加わったことによって、一層のスケール感をもつ作品です。
ニ長調という調性ならではの華麗さと明快な様式美を備えた独自の魅力を感じさせます。
またこの曲はモーツァルトの生前に出版された数少ない作品のひとつです。
この第3楽章は4分の2拍子で、きわめて明快で、独奏ピアノも終始軽やかな旋律を奏でています。

ピアノ協奏曲 二長調 K.451/第3楽章 Allegro di molto

Link >> K.451 第1楽章

写真に寄せて
もう3週間も前ですが、尾瀬ヶ原を歩いた時の写真です。
主役は一面のワタスゲでいたが、その中でとても目を引くのはこのコバイケソウです。背が高くて純白の花を可憐に咲かせていました。別名『貴婦人』とも呼ばれてもいます。ただ毒を持っているので食べることは出来ません。
今頃、尾瀬は主役がニッコウキスゲになっていることでしょう。梅雨が明けたらまた遊びに行きます。

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