今日はモーツァルトが敬愛したハイドンの作品を聴いてみます。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)はモーツァルトの生涯をすっぽり見守るように長命でした。
「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも呼ばれて、交響曲は108曲、弦楽四重奏曲83曲という膨大な作品を残しています。
その中で最も有名な、弦楽四重奏曲第77番ハ長調は「皇帝」という副題をもっていて、第2楽章が「オーストリア国家及び皇帝を賛える歌」の変奏曲で、主題はドイツ国歌になっています。
シンプルで崇高な美しさを感じさせ、心に深く残る旋律です。
ハイドン/弦楽四重奏曲第77番 第2楽章 Poco Adagio. Cantabile
◆余談1◆
私はハイドンの作品のCDは数枚しか持っていません。ハイドンには誠に申し訳ありませんが、バッハとモーツァルトに挟まれて、その存在感は薄れがちになっているように感じます。機会があったら少しずつ聴いてみたいと思います。
◆余談2◆
年度末です。新聞紙上に多くの人事異動が掲載されています。以前はその中に友人・知人の名前を発見して「彼は随分出世したなーーー」などと思いに浸りましたが、今年は殆ど退職して名前を見つけることは出来なくなってきました。ちょっと寂しいですが必然の流れです。
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