2017年の大晦日を迎えました。
今年、最後の曲はピアノ・ソナタ(第6番)ニ長調を聴いてみます。
1775年の初頭にミュンヘンで書かれた、6曲のソナタ(K.279~K.284)の最後にあたる曲です。音楽の後援者であったタデーウス・フォン・デュルニッツ男爵のために作曲されました。
この曲は前の5曲に比べ、フランス風のギャラントな作風となっています。
ここで聴く第2楽章はフランス語で「ポロネーズ風ロンド」と書かれています。A-B-A-C-B-Aという形をもっていますが、ポロネーズのリズムはさほど強調されておらず、細かな装飾を散りばめた、優美な歌が支配的になっています。
ピアノ・ソナタ(第6番)ニ長調/第2楽章 Andante イ長調 3/4 ポロネーズ風のロンド形式
◆余談◆
今年も1年間、長い中断等を挟みながらの拙い内容のブログでしたが、お付き合いいただき誠にありがとうございました。
オーストリア旅行後の9月から、普段あまり聴かないザルツブルク時代の作品を多く取り上げました。このことは私にとりまして、とてもよい勉強になりました。
またこのブログは、今までランダムにモーツァルトの作品を取り上げて来ましたが、長く経過すると統一性に欠ける印象が拭えません。時系列でもない、ジャンル別でもない・・・と見ていただく方には分かりにくいと思われますが、どうかお許しください。
全体像を掴みやすくする新たなサイトの開設も考えておりますが、かなりハードルの高い作業になります。
それでは音楽を愛する皆様、よいお年をお迎えください。
いよいよ、今年も終わりですね。
返信削除中断から復活されて、ブログで記事を拝見できるようになってとても嬉しかったです。私は、還暦をとうに過ぎて、だんだん不器用になってきました。ランニングにのめり込んでいたら、音楽と向き合う時間が減ってしましました。きらクラもボツ続きで、逃亡したくなってきました。来年は文武両道で頑張りたいと思います。良いお年をお迎えください。
昨日から所用で、上京中です。
削除返信が遅れてすみません。
コメントありがとうございました。
私もきらクラ!は没続きですが、頭の体操のつもりでめげずに投稿を続けるつもりです。
今年も宜しくお願いします。
ブログを通して幸いなお交わりを感謝致します。
返信削除迎える年もよろしくお願い申し上げます。
「きらクラ!」遠藤真理さんの「今年の一曲」を偶然BS日テレで見ることができました。
いつもお世話になってます。
削除コメントありがとうございます。昨夜から外出してるため、返信が遅れました。
今年もかっちゃんさんの陸奥の便りを楽しみにしております。
今年も宜しくお願いします。