第2楽章は主題と5つの変奏、そしてコーダで構成されています。
主題は愛らしく親しみやすいメロディで始ります。
第1変奏はピアノだけで演奏されます。第2変奏はバイオリンの3連符で勢いよく始ります。
その後3つの変奏が続き、最後に主題が再度現れ曲を締めくくります。
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379/第2楽章 Andantino cantabile
◆余談◆この曲に関してモーツァルト研究家のアインシュタインは次のように述べています。
「壮麗で激動的なアダージョによって導入され、やや市民的で気楽すぎる変奏曲によって結ばれ、ト短調の情熱的なアレグロを持つ。」
『やや市民的で気楽すぎる』と評しているこの変奏ですが、私はとても好きです。
モーツァルトの変奏曲は、変幻自在で無限の創造性を感じさせてくれて何度聴いても飽きることはありません。
今年は love mozart love にお付き合いいただきありがとうございました。
(休眠の日々が多く、気まぐれな更新ですみませんでした。)
来年も愛するモーツァルトの音楽をたくさん聴いて、充実した1年にしたいと思います。
その魅力を少しでもお伝えできるよう、このブログも出来る範囲で更新させていただきます。
それでは良いお年をお迎えください。
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