2014年10月3日金曜日

K.203(189b) セレナーデ(第4番)ニ長調 第1楽章

苗場山登山道より望む霧の塔
モーツァルトは仕えていた大司教の要請で大がかりなセレナーデをいくつか書いています。
その中の1曲で1774年に書かれたニ長調のセレナーデを聴いてみます。

当時ザルツブルクではフィナール・ムジークという毎年8月大学の学期末に2年間の予備課程を終えた学生により主催された終了式が行われていました。このセレナーデはその時のために書かれたものだと考えられています。
野外で演奏される8楽章にも及ぶ堂々たる作品です。
第1楽章には序奏(Andante maestoso)が付けられ、式典の始まりの厳粛で華やかな雰囲気をかもし出しています。


セレナーデ ニ長調 K.203(189b)/第1楽章 Andante maestoso - Allegro assai

写真に寄せて
先日、苗場山に登った時の写真です。
今年は紅葉が例年より早いようで、思ってもみなかった素晴らしい景色を堪能しました。
天候も汗ばむくらいの秋晴れで、県内外から多くの登山客で賑わっていました。さすがに日本百名山です。

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