2014年10月7日火曜日

K.203 セレナーデ ニ長調 第6楽章

苗場山登山道からカッサ湖(田代湖)方面を望む
第6楽章はアンダンテ ト長調 4分の2拍子。 ちょっと珍しい弱音器付のヴァイオリンとオーボエのかけあいが美しい旋律を奏でます。


セレナーデ ニ長調 K.203(189b)/第6楽章 Andante ト長調

写真に寄せて
神楽ケ峰から望む苗場山
上の写真で下草のように生えている緑はクマザサです。この明るい緑と針葉樹の濃い緑、そして紅葉が実に見事な光景を展開していました。
今回登った祓川コースは、ここまで来てもまだ目的の苗場山は見えません。ここを過ぎて神楽ケ峰を曲がると突如として姿を現す巨大な山塊(右写真)の苗場山は見る者を圧倒し、畏敬の念さえ抱くものでした。
深田久弥は著書「日本百名山」の中で『それはゆるく傾いた長い稜線を持った山である。いわゆる山らしい山のたくさん重なっているあいだに、苗場だけはまるで鯨の背のようにその厖大な図体を横たえている。』と述べていますが、まさにその特徴的な山容は他に例をみません。

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