1782年ウィーンでモーツァルトは唯一のホルン五重奏曲を、幼少の頃からの知り合いだったヨーゼフ・ロイトゲープのために書いています。
ロイトゲープは当初ザルツブルク宮廷楽団のホルン奏者を務めていましたが、モーツァルトより一足早くウィーンに移り住み、チーズ商を営みながら演奏活動を行っていたようです。
ウィーン時代に4曲のホルン協奏曲をモーツァルトは彼のために書いていますが、そこには彼をからかういたずら書きが記されており、二人がとても親しい関係であったことがわかります。
この作品はそんな気安い関係を反映した、のびやかで遊び心に溢れています。
ホルン、ヴァイオリン、2ヴィオラ、チェロの編成で、この第1楽章はディベルティメント風の序に導かれ、ホルンが朗々と歌い上げます。
ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407(386c)/第1楽章 Allegro
<写真>りゅーとぴあの雪景色(1月14日撮影)
◆余談◆
大雪に見舞われた14日(日)に東京交響楽団 第105回新潟定期演奏が写真のりゅーとぴあで開催されました。 私は車は諦めて、徒歩と運転が始まった電車で1時間半かけて会場に辿り着きました。
プログラムはプロコフィエフの「古典交響曲」、ピアノ協奏曲1番、そしてラベル編曲の「展覧会の絵」。地方都市にいるとなかなか聴けないプログラムで、とても新鮮でした。
特に大編成のオケでの「展覧会の絵」フィナーレ「キエフの大門」の圧倒的な迫力には我を忘れました。
演奏終了後、最後に指揮者の飯森さんが、新潟の雪害に対してお見舞いの言葉を述べられ、「大変な雪の中をこの演奏会にこんな多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。」とおっしゃってくださいました。飯森さんの暖かい人間性に感銘しました。
「こちらこそ、遠路から雪の中へお越しいただき、素晴らしい演奏をありがとうございました。」と心の中で呟きました。こころ温まるコンサートでした。
こんばんわ、雪国の風景が眼に浮かぶ、素敵なお便りでした。聞いていて、やったーと思いました。
返信削除やぱげーの様、コメントありがとうございます。久々に読んでいただき、とても嬉しかったです。
削除先週の雪も今では殆ど溶けて、通常の生活に戻っています。
また、明日から寒波が来るようですが、体調を整えて雪に備えます。
ありがとうございましたm(__)m
やぱげーのさんと同様です。お便りに御地を想像しました。
返信削除また、「じゃくさん」へのコメントを読ませていただきました。ますます嬉しさ倍増です。
今回は「きまクラ」時代からのラジオネームがいくつか紹介されたように思います。懐かしいリスナーさんのお名前に気づくと、励ましになります。
山好きかっちゃん様、コメントありがとうございます。
削除雪国のアドヴァンテージがあって、読んでいただけました。
苦節3年、ようやく新しいご自愛シールを貼れそうです。正直嬉しいです。
御地も寒い毎日かと存じますが、「冬来たりなば春遠からじ」もうしばらく頑張りましょう。
「きらクラDON!」のトップバッターにご登場され、一人で歓声を上げました。
返信削除ほとんど雪が積もらない徳島からすると、新潟はどこも雪が積もっているというイメージですが、そうでもないのですね。
積雪で休校なんて、私は中学校の頃に1回経験したのみです。
BWV1000番様、コメントありがとうございます。
削除そうなんです、普通の年の新潟市は積雪は少ないんです。ですが数年に1度今回のような大雪が来ます。深い雪に埋もれると生活は大変ですが、周囲が静謐な空気に満ちて、また魅力的な面もあります。
これからも、投稿に励みますので、よろしくお願いします。
遅くなりました、この度はドンで正解のお便り採用おめでとうございます!
返信削除待望の新ステッカーが届きますね。私も「じゃくさん」の所でコメント拝見しました、今年はおめでたい事が続きそうですね~。そして1つ前の記事、よく見たらお写真の所にさり気なく「from my daughter」と書かれており、素敵な雪景色にほっこりしました♪
快調家族様、コメントありがとうございます。
削除実は先週、定期メンテナンスのために病院にいたんですが、水曜日の朝3時に目が覚めてしまい、時間を持て余して思い立って投稿したものです。
曲がうろ覚えだったんですが、正解でよかったです。
読まれることは期待してなかったんで、とてもビックリして、家人と跳んで喜びました。ありがとうございました。