Happy 260th Birthday!! W.A.Mozart!!!
1785年(モーツァルト29歳)の年に3曲のピアノ協奏曲が書かれています。第20番 ニ短調、第21番 ハ長調、そしてこの22番 変ホ長調です。いづれも名曲の誉れ高い傑作揃いで、翌年書かれた3曲と合わせてピアノ協奏曲創作の最充実期といっていいでしょう。
このK.482はピアノ協奏曲で初めてクラリネットが用いられた作品としても知られています。全体的に規模も大きく、堂々たる交響的構築をもち、後期の充実した筆致を示しています。
この第1楽章はアレグロ、4分の4拍子、ソナタ形式で書かれています。
冒頭のユニゾンの朗々とした響きに続き、木管の音色が美しく歌います。おもしろいことにこの楽章ではピアノが主題を奏でることはなく、オーケストラが主題をうけもち、ピアノは自由に小さなカデンツァのように輝きを放っています。
ピアノ協奏曲(第22番)変ホ長調 K.482/第1楽章 Allegro
◆生誕260年おめでとう!!!◆
本日はモーツァルトのお誕生日です。また、きりのいい生誕260年ということで、ミニイベントもあるようです。
260年経っても愛され続けるモーツァルトの音楽は正に天からの人類への贈り物です。ありがとうございます。
<写真>朝霧高原から望む富士山(2016年1月初旬撮影)
撮影した時期は冠雪が少なく、夏の富士のようでしたが、先日の寒波で今は見事な雪化粧をしています。
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