1781年に書かれた管楽器のためのセレナードを聴いてみます。
この曲は10月にウィーンの宮廷画家ヨーゼフ・フォン・ヒッケルの義妹のために書かれました。この時にはクラリネット、ホルン、ファゴット各2本の計6管の編成でしたが、翌年7月に何らかの事情でオーボエ2本を追加した版も存在します。この辺はお客様のリクエストに応えながら柔軟に対応していたものと思われます。
セレナードやディヴェルティメントはザルツブルクの大司教に仕えていた頃も沢山作曲しましたが、気に入らない上司のために書くのと、音楽がわかる依頼主のために書くのでは、モーツァルトのモチベーションは随分違っていたことでしょう。
この曲は、当時の楽師たちが、美しい曲へ敬意を表すために、モーツァルトの自宅の中庭に出向いて演奏していった、という逸話があります。
全体は5楽章構成になっていて、この第1楽章は行進曲風のトゥッティで始まり、いくつかのテーマを繰り返しながら、ゆったりと流れていきます。ここでの演奏は初版の6管のものです。
セレナード 変ホ長調 K.375/第1楽章 Allegro maestoso
<写真>新潟県五泉市の水芭蕉公園にて 2017年3月末撮影)
もう水芭蕉が咲いているのですね…。
返信削除鞍掛山近くの群生地は、今月下旬です。
すると、約1ヶ月遅れとなりますか。
東北地方では、「ベコの舌」とも呼ばれています。
あの有名な歌は、やはり「水芭蕉」でなくては、モーいけません。
かっちゃんさん、コメントありがとうございます。
削除私も最近まで近所にこんな素敵な所があることは知りませんでした。ミニ尾瀬といった感じです。尾瀬の水芭蕉は6月初め頃かと思いますが、地域によって時期が随分違うんですね。
おはようございます。
返信削除皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は最近またブログの更新が滞っており、申し訳ありません。
実は先週より、体の定期メンテナンスのために4日間の予定で入院したのですが、今回予期せぬ症状が出て、追加のメンテナンスが必要となりました。
今はすっかり元気になっているのですが、念のため今月末頃までメンテナンスを続けることとなりました。
ということで、暫く更新出来ませんので、宜しくお願いいたします。
当地は桜は散ってしまったようですが、これからも引き続き花の開花リレーが見られそうです。
皆様も連休に向けてお元気でお過ごしください。
定期メンテナンスと追加メンテナンスで適切な対処がなされることをお祈りいたします。
返信削除私は、「加齢」という現実を認めてそれに対処するという「未知の経験」が始まっています。
ご入院中、「きらクラ!」が慰めと励ましになりますように。
かっちゃんさん、コメントありがとうございます。
削除皆、加齢とともにいろいろな事が出てきますが、前向きにお互い頑張りましょう!!