新潟市・上堰潟公園(2015.4.4撮影) |
久しぶりにピアノ協奏曲を聴いてみます。
この12番の協奏曲は、1782年の晩秋に作られました。前年にザルツブルクでの宮仕えに決別したモーツァルトが、新天地ウィーンで作曲家・ピアニストとして自立した生活を始めた頃の最初のピアノ協奏曲のシリーズの1作です。
「……これらの協奏曲はやさしすぎもせず、むずかしすぎもせず、ほどよい中間を保っています。非常に華麗で耳に快くひびき、からっぽにおちいることなく自然さを保っています……」(モーツァルトの手紙から)。
と手紙に書いているように、ウィーンの聴衆に配慮した穏健な伝統の枠組みの中で、美しくのびやかな音楽を展開しています。同じイ長調のK.488は4年後の1786年に作られています。
ピアノ協奏曲イ長調 K.414/第1楽章 Allegro
◆今日のきらクラ!◆
今日の放送では“「懐中時計」のその後”というユニークな投稿に驚きました。
調べてみたら、夢野久作さんのあの詩はお題で出題された内容で完結しているようで、それに音楽に合わせてその後のお話を作ってしまうなんて、常人にはとても思いつきません。
またその追加されたお話が実に温かく、原作に見事にマッチ、BGMにもピッタリでした。
「宇宙エレベータが待てない」さん、ブラアボ!!!!! 歴史的名作になると思います。
今朝、鞍掛山の源流に立寄り、雪原を歩いているとき、「きらクラ!」再放送で「懐中時計」のその後が流れて来ました。ほのぼのとした優しい心になれます。幸せな朝を満喫しました。
返信削除奇麗な菜の花畑と青空、奇麗な写真と音楽を楽しませて頂きました。
山好きかっちゃんさん
削除コメントありがとうございました。かっちゃんさんも雪山を楽しんでおられるようで、羨ましいです。
雪解けの音、素敵でした!!! また素敵な景色や音を楽しみにしています。