第2楽章はアンダンテ・カンタービレ、4分の3拍子で、ゆったりと歌うような優しさに溢れた楽章になっています。
ソナタ形式ですが、展開部も比較的長めに設定されていて、繊細なハーモニーがいいようのない美しさを醸し出しています。半音で動きながら大胆な不協和音も挟んで、見事な陰影を浮かび上がらせています。
ピアノ・ソナタ(第13番)変ロ長調 K.333(315c)/第2楽章 Andante cantabile 変ホ長調
◆余談◆今週の「きらクラ!」
今回のBGM選手権は問題が・・・・難問?なのか、無機質な数字の羅列なんで、結局どんなBGMを当てても、それなりの効果を発揮しそうな感じがしました。
採用された4つの作品はどれも個性的で、予想通りの効果を上げていました。個人的には「星条旗よ永遠なれ」が面白かった。
最後の真理さんの1曲で、モーツァルトのクラリネット協奏曲がかかったのは嬉しかったです。ポール・メイエさんの演奏は私も何度か聴かせていただきましたが、音色に深みがあって素晴らしい演奏だった記憶が甦りました。
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