ミサ曲は教会音楽の中で最も主要なジャンルですが、モーツァルトは15曲の完成したミサ曲を残しています。ほとんどがザルツブルク時代に書かれていて、そのうち5曲が1775年~76年に完成しています。いずれもハ長調で、大司教の要請で比較的コンパクトな楽器編成と短めの演奏時間になっています。
この K.259 は特に短く、全曲通して約15分しかありません。また、第5曲の「ベネディクトゥス」にオルガン独奏があるため「オルガン・ソロ・ミサ」とも呼ばれています。
ここで聴く第6曲「アニュス・デイ」はヴァイオリンの歌謡的旋律とバス声部の悪戯っぽいピッチカートにみられるように、庶民的でわかりやすく、曲全体もオーストリア的な喜びに満ちています。
ミサ曲 ハ長調 K.259/第6曲 アニュス・デイ Adagio
<写真>新潟市西区丘陵地より望む新潟平野の日の出
◆大晦日に寄せて◆
2016年も最後の日を迎えました。
今年は諸般の事情で2月から10月迄の長期にわたりブログの更新を休ませていただきました。お忙しい中、訪れていただきました方々にはお詫び申し上げます。来年はなるべくコンスタントに更新するように努力します。
実際このブログを更新するために、各種の資料を調べながらモーツァルトの楽曲について学ぶことは、私にとりまして無上の喜びであります。そして掲載する写真の撮影も楽しいアウトドア活動です。
ド素人の稚拙な内容のブログですが、またお時間のある時にお立ち寄りいただき、モーツァルトの音楽をともに楽しんでいただければ幸いです。
ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
love mozart さん
返信削除美しい音楽と写真 … 楽しませていただきました。有難うございました。
今朝は一時間あまり雪かきをしましたが、穏やかな日となりそうです。
よきお年をお迎えください。
感謝とともに
かっちゃんさん、コメントありがとうございます。
削除そちらは厳しい寒さのようで、どうかお体を大切にお過ごしください。
またかっちゃんさんの投稿が「きらクラ!」で読まれることを楽しみにしております。よいお年をお迎えください。