2013年7月21日日曜日

K.313 (285c) フルート協奏曲 第1番 ト長調 第1楽章

尾瀬大江湿原のニッコウキスゲ(2013年7月20日)
フルートはその明るくまろやかな音色でオーケストラにはなくてはならない存在です。
しかし、モーツァルトの時代には楽器自体がまだ未発達で音程が不安定であったため、モーツァルトはフルートをあまり好まなかったといわれています。
それでも彼が残した2つフルートの協奏曲、4つの四重奏曲などは名曲として現在でも広く演奏されています。
このフルート協奏曲第1番は1778年、モーツァルトが就職活動のために訪れていたマンハイムで作曲されました。
当時フルートの名人として名を馳せていたヴェンドリングと交友を得たモーツァルトが、彼の仲介でオランダ人の資産家の依頼で書き報酬を得ていたようです。
フルートの特性が生かされたのびやかな作品です。

フルート協奏曲 第1番 ト長調 第1楽章 Allegro Maestoso

写真に寄せて
ニッコウキスゲが花盛りと聞き、梅雨の中休みの昨日尾瀬に行ってきました。
沼山峠から入り、ニッコウキスゲの大江湿原を通り、尾瀬沼を1周してきました。
気持ちのいい涼風の中、美しい風景を堪能しました。

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