尾瀬 大江湿原のニッコウキスゲ
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この楽章についてアインシュタインは次のように書いています。
『緩徐楽章(ニ長調)ははなはだ個人的ですらあって、むしろ非常に幻想的で非常に独特なものになったとも言える。ために注文者はどうにも扱いようがなかったにちがいない。』
確かに一般人である依頼主のためには、もっと簡単で素朴な内容でよかったのかもしれませんが、ゆったりとした音楽の流れと温かいフルートの響きが独特の世界を展開しています。
フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 第2楽章 Adagio ma non troppo ニ長調
◆余談◆尾瀬のニッコウキスゲは最近その生息域が激減しているそうです。
日光方面から移住してきた鹿に大量に食べられしまい、今残っている群生域は有志の方々が徹夜で守っていて維持されているそうです。鹿も生きなくてはいけませんから致し方ないのでしょうが、なにかうまくい方法はないものなのでしょうか?
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