慈光寺境内にて |
大曲を締めくくるにふさわしい快活なロンド形式のアレグロモルト。変化に富んだにぎやかなフィナーレです。
第7楽章 Allegro molto
◆余談◆
この曲はその楽器編成の特殊性か、地方にいると生演奏を聴く機会は全くありませんでした。
初めて聴いたのは2006年のラ・フォル・ジュルネでした。その時の感動は一生忘れることはできません。
実に奇妙な楽器の組み合わせですが、音楽が始ると各々の楽器の豊かな個性が見事に調和して、全く違和感のない自然な和音と旋律に酔いしれました。「この旋律の次はこの楽器のこの音」と必然のように音楽が繋がっていく様には唖然としてしまいました。
『このような音楽は人間にはつくれない』と正直に思いました。脱帽です。素晴らしい天からの贈物です。
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