2013年6月13日木曜日

K.136 ディベルティメント ニ長調

新緑の尾瀬・山の鼻 2013.6.8
ディベルティメントの語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」に持ち、明るく軽妙で楽しく曲風であり、貴族の食卓・娯楽・社交・祝賀などの場で演奏されていました。楽器編成、楽章数は特に指定はなく様々で自由に書かれています。

先日聴いた晩年のK.563とは対照的なディベルティメントを聴いてみましょう。

K.136は1772年、モーツァルト16才の時の作品です。
若きモーツァルトの瑞々しい感性がほとばしり、エネルギー溢れる、文句なしの名曲。
おそらく誰もが耳にしたことのあるモーツァルトの曲の中で、最もケッヘル番号が若い作品かと思われます。

大変多くのCDが販売されていますが、ここでは弦楽四重奏版と弦楽合奏版の2種類の演奏を載せました。いづれの演奏も味わいの違った魅力があります。

■ディベルティメント ニ長調 K.136(125a) 第1楽章 Allegro

弦楽四重奏版


弦楽合奏版

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