2017年9月25日月曜日

K.211 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 第3楽章

フィナーレの第3楽章は、モーツァルトがイタリア語の「rondo」ではなくフランス語の「rondeau」という題名を付けたことでフランス音楽の影響を受けたとも推測されています。
2部のヴァイオリンに支えられて独奏ヴァイオリンが愛らしい主要主題を提示します。快活なエピソード、短調のエピソードをはさみながらこの主題は3度再帰し、フランス風の優美でギャラントなエンディングを迎えます。


ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.211/第3楽章 Rondeau : Allegro ニ長調

<写真>ザルツブルク ミラベル宮殿で行われていた地元の結婚式の模様

今日の「きらクラ!」◆ 心にしみたブラームスの旋律
今回の「秋のブラームス祭り」は時期的に少し早いかな……と思いつつ聴いていましたが、次々と流れてくる奥深いハーモニーと旋律にすっかり心を奪われました。
私はブラームスのCDをあまり持っていませんし、普段も積極的には聴いていませんが、これからの時期ブラームスの室内楽を流しながら、温かいコーヒーをいただくなんてぴったりな感じがしました。
こうした偉大な作曲家が残してくださった数々の名作を、再生とはいえ身近に存分に味わえる幸福にただただ感謝します。

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