2013年11月28日木曜日

K.183 交響曲 第25番 ト短調 第1楽章

冬の日本海は厳しい寒さと、横殴りの強風で容易に近づくことは出来ません。
そんな季節がもうすぐやってきます。今日も雪こそ降りませんでしたが、凄まじい風でした。
こんな日本海の光景に接すると、モーツァルトの交響曲第25番ト短調を思い出します。

冒頭の疾風怒涛の旋律が極めて印象的です。
モーツァルト17歳の時、3回目のイタリア旅行からザルツブルクに帰って間もなく書かれた9つの交響曲(第22番から第30番まで)の一つですが、他の交響曲とは異質で切迫した緊張感に支配されています。
彼の数ある交響曲の中で主調が短調なのは後の第40番 K.550 とこの曲だけで、しかも共にト短調であるということはあまりにも有名で「宿命の調性」ともいわれています。

交響曲 第25番 ト短調 K.183 (173dB)第1楽章 Allegro con brio ト短調

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