2019年2月25日月曜日

K.486 第2曲 ロンド「若いあなた!」

『劇場支配人』の中から、ソプラノのロンドを聴いてみます。
歌うのは劇団に応募してきた女流歌手ジルバークラング嬢。
前半のアンダンテの部分は、若い人に求婚されたジルバークラング嬢が「あなたの愛を受け入れましょう。あなたの優しいまなざしの中に、私の幸福が発見できるからです。でも、この恋の後に暗い悩みが続く場合、恋の喜びがその償いになるかどうか、そのことはよくあなたが考えてみてくださいよ」と、互いの年齢差を憂慮します。
そして後半のアレグレットのところでは「私には、あなたの手と心ほど大切なものはないのです。この上なく清らかな愛の炎に燃えながら、愛の保証として私の心を差し上げましょう」と華やかなコロラトゥーラをはさんで曲を閉じます。
音楽はモーツァルトの瑞々しい感性を見事に表現しています。
(※訳詞:学研「モーツァルトその音楽と生涯(吉田秀和解説)」より引用)


「劇場支配人」K.486/第2曲ロンド「若いあなた!」Andante - Allegretto 変ホ長調

余談今日の「きらクラ!」想定外のリメイク放送
昨日の日曜日は放送なし。今日はひふみんの再放送で録音等で何度も聴いていたので、本日の朝は『すっぴん』にチャンネルを合わせていました。
そしたら9時から国会中継が始まったので、FMに切り変えて懐かしのひふみん節をに耳を傾けていたら・・・なんか只の再放送ではなく、BGMのお題が出たり、思わせ振りなギターの「別れの前奏曲」なんかが流れてきて意表を突かれました。
そしてこの時期の恒例のふかわさん「この番組は4月から・・・・継続になりました!!」とのコメント!! なんと!!このあたりリアルタイムの話題だったんです!!
ということで見事に勘違いして最後の15分しか聴けませんでしたが、大事な4月からの番組継続、そして3月1日の「今日は一日“ありがとうFM50”三昧~クラシック編~」にふかわさん、真理さんが出演されて(多分夕方あたり?とおっしゃってました)BGM選手権を紹介するとのことでした。楽しみですね。
しかし、今日の放送が私のように単なる再放送だと思った方は多かったのではないでしょうか? 先週の公開収録の録音を改めて聴いてみたら最後のところでふかわさんが「ゲスト加藤一二三さんのリメイク版を放送します。是非聴いてください」とおっしゃってましたが・・人間は勝手に思い込んでしまうんですね・・。

2 件のコメント:

  1. 遅くなりました。また余談についてですみません。

    今回は(今月は?)変則放送ですよね。面食らいます。(次回本放送は3月11日(月)ですし)

    公開放送の録音聞き直しました。
    確かに、ふかわさんがリメイクとおっしゃってますが、さらっと、しかも小さな声でした。
    あれじゃ誰しもやっぱり再放送と思いこみますよね。
    もうちょっと前広に広報してほしいもんです。

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    1. いーともさん、コメントありがとうございました。
      いーともさんのブログのお蔭で、放送の内容がわかり感謝しております。
      年度末恒例の「番組継続 or 打ち切り」のドキドキ報告は、心の準備を整え、にぎにぎしく聞きたかったですね。
      とにかく、暫く変則的な放送が続くようで、リスナーは混乱します。ようやく「きらクラ!」のホームページにも昨日から(?)予定が記載されたようなので良かったです。

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