2014年7月20日日曜日

K.454 ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 第2楽章

タテヤマリンドウ(尾瀬:沼尻平にて6月28日撮影)
K.451と同時期に書かれたこのヴァイオリン・ソナタは、レジーナ・ストリナザッキという当時非凡な演奏能力をもった女流ヴァイオリニストのために書かれました。
そのために「ストリナザッキ」という愛称で呼ばれることもあります。
演奏旅行で各地を回っていたストリナザッキのウィーンでの演奏会は、4月29日ケルトナトーア劇場で皇帝ヨーゼフ2世を迎えて開かれました。
 ピアノはモーツァルト自身でしたが、この時彼が演奏するピアノパートの譜面は書く時間がなかったため、メモ程度のほとんど白紙の楽譜を前にぶっつけ本番で演奏されたといわれています。
モーツァルトの多忙さを物語る逸話です。 それでも演奏会は大成功だったと伝えられています。

ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454/第2楽章 Andante


写真に寄せて◆ 
これも尾瀬に行った時の写真です。 
このタテヤマリンドウはコバイケソウとは対照的に、実に小さくて愛らしい花です。高さは5~10cmくらいで、淡いブルーの花びらが涼感を誘います。
いたところで群生していて心を和ませてくれました。

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