2014年12月13日土曜日

K.261 ヴァイオリンのためのアダージョ ホ長調 

今朝は一面の雪景色です。先週に続いての週末寒波です。
写真は昨夜のコンサート後のりゅーとぴあの周辺の風景です。開演前は雪はなかったので、あっという間の変身です。
こんな日は暖かいモーツァルトのアダージョを聴いてみましょう。
この曲はヴァイオリン協奏曲第5番イ長調(K.219)の第2楽章の代替として、同僚のヴァイオリン奏者ブルネッティのために書いたといわれています。
モーツァルトはよく演奏者の技量にあわせて変幻自在に曲を書いたといわれています。この緩徐楽章が技巧的に5番よりも容易かどうかは一概にいえないようですが、ゆったりと始まって叙情豊かにヴァイオリンが旋律を奏でます。


ヴァイオリンのためのアダージョ ホ長調 K.261
余談
昨夜のコンサートは、孤高のピアニスト ケマル・ゲキチのピアノリサイタルでした。
数年前ショパンを中心とした演奏を聴いて、とても感動しました。実に個性的でエネルギッシュで生命力に溢れる演奏でした。今回はタンホイザー序曲、ベートーヴェンの第九の4楽章などをリストの編曲版で弾くという珍しいプログラムでした。素晴らしい技巧を駆使したダイナミックな演奏を堪能いたしました。

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