2017年4月3日月曜日

K.377(374e) ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 第2楽章

今日は「アウエルンハンマー・ソナタ」集の第3曲目の第2楽章を聴いてみます。
この曲は K.376 の次に作曲されましたが、調性がヘ長調で同じために、間にマンハイムで作った K.296 ハ長調 をはさんで第3曲目として出版されたようです。
この楽章は物悲しいニ短調で、主題と6つの変奏で構成されています。
ヘルマン・アーベルト(1871-1927、ドイツの音楽学者)はこれらの変奏を「憂鬱な諦念を示唆し、シンコペーション音型の発展は責めさいなむような効果を持つ。」といっています。
またこの楽章は、後に作られる有名な「弦楽四重奏曲 ニ短調 K.421(ハイドンセット第2番)」のフィナーレを予示しているといわれています。


ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377(374e)/第2楽章 Andante ニ短調

Link ▶▶  弦楽四重奏曲 ニ短調 K.421 第4楽章

余談◆ きらクラ! 重大発表!?
本日の「きらクラ!」は冒頭に「重大発表が最後にある」とのことで、ちょっとドキドキしましたが、ふかわ流ひっぱり戦略?で「次週から放送時間が5分短縮!」とのことで、大笑いしてしまいました。
全国のリスナーさんの「ああーーーっ、もっと聞きたい!!」効果はいかばかりか、来週体験してみましょう!
また、ふかわさんはご自身の口からは言いづらかったようですが、NHKの局内で「きらクラ!」はやはり高く評価されているようで、ファンとしてはとても嬉しくなりました。

2 件のコメント:

  1. 「きらクラ!」ホームページデザインも更新されたようです。

     似顔絵というのは、写真よりも、もっと本質的なものが現れるのでしょうか。
    ふかわさんの、ちょっとニヒルなところ、真理さんの可愛らしさがいいですね。

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    1. かっちゃんさん、コメントありがとうございます。
      「きらクラ!」のホームページ確認しました。確かにイラストは面白いですね。
      これからもお二人の軽妙なトークを楽しませていただきます。

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