2013年6月21日金曜日

K.201(186a)交響曲第29番 イ長調

モーツァルトは番号の付いているもので41曲の交響曲を残しています。
後のベートーヴェン、ブラームス・・・・等に比べると随分と数が多いですが、当時の交響曲は演奏会の序曲的な範疇にあって、現在のような主演目ではなかったようです。

この第29番はモーツァルト18才の時の作品で、その流麗で端正な出だしから聴くものの心を捉えます。
室内楽のような緻密で均整の取れた仕上がりで、イタリア的な明るさと気品のある快活さが全編を貫いています。
若きモーツァルトの金字塔的作品といえるでしょう。

交響曲 イ長調 K.201 第1楽章 Allegro moderato

2 件のコメント:

  1. この曲ほんまにレニー=vpoの演奏で聞くと仏の慈悲をかんじまんなぁ

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    1. 738fripp様
      随分前にコメント頂いていたのに、返信せずに申し訳ありませんでした。
      私はレニー=vpoの演奏は知りませんが、また推薦盤等ありましたらお教えください。

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