2019年1月1日火曜日

【謹賀新年】K.165(158a)/第3楽章「アレルヤ」

あけましておめでとうございます。
本年が皆様にとりまして幸多い年となりますようお祈り申し上げます。

新年、最初の曲は名高い「アレルヤ」です。モーツァルトが16歳の1773年1月に旅行中のイタリア・ミラノで作曲したモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」("Exsultate,jubilate"「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」)の第3楽章にあたります。
イタリアへは計3回、延べ約22か月間滞在して、少年モーツァルトは多大な音楽的刺激を受けたと思われますが、宗教曲においても伸びやかで大衆寄りの音楽をまのあたりにしていたようです。
この曲でも宗教的なのはラテン語のテクストのみで、全体は華やかなオペラ風の仕上がりになっています。特にこの「アレルヤ」はソプラノとオーケストラの輝かしい協奏曲のような賛歌になっていて、演奏会でも独立してよく取り上げられる人気曲です。


モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」ヘ長調 K.165(158a)/第3楽章 Allegro "Alleluia"
Link >> 第1楽章 Allegro

余談
昨年末は所用のために、更新が滞ってしまいました。ごめんなさい。
今年も当ブログは稚拙な内容で、気ままな更新となるかと思いますが、お時間のある時にお立ち寄りいただければ幸いです。

4 件のコメント:

  1. いつも麗しい曲を感謝いたします。
    今年、初の「鞍掛山散策」は無理をせずに半ばで引き返してきました。
    心地よい疲れで、机に向かってはついウトウトしてしまいました。
    今年もよろしくお願い申し上げます。

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    1. かっちゃんさん、明けましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願い申し上げます。
      新年早々雪山散策をされたご様子、羨ましく拝見させていただきました。
      私など、寒くなると出不精になり、毎日コタツで猫と一緒にヌクヌクしております。

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  2. おめでとうございます。今年もブログ楽しみにしています。
    万年、モーツァルト・ビギナーのわたくし、今年のブログの企画は「モーツァルト・びっくり箱」
    ちょっと、ふざけたネーミングですけど、真面目に初心に帰ってモーツァルトの曲を聞いていこうと、いうわけです。いろいろと教えてくださいね。
    今年もよろしくお願いします。

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    1. やぱげーのさん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
      ブログ拝見してます。エクセルで乱数を駆使して・・・「モーツァルト・びっくり箱」はなんだか凄いテクを使っていらっしゃるようで、素人にはよくわかりませんが、楽しみ方は色々ですね。
      やはり、このようなやり方だと自分の知らない曲にもめぐり会いやすいですね。
      私は1台のiPodにモーツァルトの殆んどの曲を入れて、ランダム再生で楽しむ事が多いですが、初期の曲や教会音楽などはわからない曲が随分とあります。

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