2013年7月2日火曜日

K.458 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 「狩」 第1楽章

モーツァルトは弦楽四重奏曲を1770年から1790年の20年間にわたり23曲書いています。
作曲期間は13曲の初期作品と、ウィーン定住後に書かれた10曲に分かれています。

この曲は、よく知られているように、ハイドンに捧げた6曲の弦楽四重奏曲『ハイドンセット』の一つです。
このシリーズは1782年12月末に書かれたト長調「春」K.387から始まり、1785年1月のハ長調「不協和音」K.465で完結します。
モーツァルトがハイドンの四重奏曲に感銘し触発されて書いたといわれています。
お互いに認め合い尊敬しあった、ハイドンとモーツァルトの音楽史上最も美しい友情の証ともいわれています。

非常に緻密に作られていて、このジャンルの最高峰の作品のひとつといえるでしょう。

弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 「狩」K.458 /第1楽章 Allegro vivace assai


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                   天才は天才を知る 

ヨーゼフ・ハイドン
ハイドンは1732年生まれで、77歳まで生き、1809年ウィーンで亡くなりました。
モーツァルトの24年前に生まれ、モーツァルトの18年後に亡くなりましたので、モーツァルトの生涯を暖かく見守っていた大作曲家といえるのではないでしょうか?
大変多くの曲を残しています。交響曲は104曲、弦楽四重奏曲は83曲、その他のジャンルも多数。現在広く知られているハイドンの曲も多数あります。
その大作曲家ハイドンが当時ウィーンでモーツァルトの弦楽四重奏曲を聴いて、父レオポルド・モーツァルトにこう言ったそうです。

「誠実な人間として神の御前に誓って申し上げますが、御子息は、私が名実ともども知っているもっとも偉大な作曲家です。様式感に加えて、この上なく幅広い作曲上の知識をお持ちです。」

天才は天才を知るのです。
   

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