2016年11月28日月曜日

K.306 (300l) ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 第3楽章

今日は6曲セットの「選帝侯妃ソナタ」の最後の6曲目を聴いてみます。
作曲されたのはパリ滞在中の1778年夏頃と思われます。
3楽章形式でこの最後の第3楽章は、フランス風に響く2/4拍子のアレグレットとイタリア風な6/8拍子のアレグロが絶え間なく交替され、即興的要素も含まれ、活発なコンチェルトでも聴くような趣向が凝らされています。
この作品を作曲していた頃、ともに旅をしていたモーツァルトの母は病状を悪化させていましたが、この作品を聴く限りそのような陰りは感じさせません。


ヴァイオリン・ソナタ ニ長調/第3楽章 Allegretto-Allegro ニ長調 2/4 ロンド形式

今週の「きらクラ!」 ブラボー!!! 「舟唄まつり」!!!
私の非常に狭い音楽の守備範囲の中で「舟唄」といわれても、パッと浮かぶものが殆んどありませんでした。
ですので、当初この企画を耳にした時「舟唄でお祭り……???」という疑問符状態で、昨日はアウェイ感を抱きながら放送を聞きました。
ところが、リスナーの皆さんからの多くのリクエストが紹介され、まだ知らなかった豊かな音楽の分野に触れさせていただきました。
どのメロディーも独特のゆったりと大海原を航海するような充足感に満ち、至福の2時間を過ごすことができました。
船頭:コダマッチ様はじめスタッフの皆様、本当に素晴らしい企画をありがとうございました。
このような斬新な企画を見事に達成できるのは、ふかわさん、真理さん、コダマッチさん、スタッフの皆様、そして素晴らしいリスナーの皆さんの音楽愛に支えられた結束の賜物だと感じました。

4 件のコメント:

  1. はじめまして、「今日も快調」の家族の「今日も快調の家族」です^^;(略して快調家族、ラジオネームは七変化?ですが~)
    この度は拙ブログにコメントをありがとうございました。
    こちらのブログは美しい写真と音楽に癒されて、すごすごと帰ってゆくだけでしたが、初めてコメントさせて頂きます。
    自分の所にも書きましたが、K.63が好き!という以外、モーツァルトは全く詳しくありません。
    子どもの頃初めて買ってもらったレコードは、モーツァルトの38~41番、クラリネット協奏曲、クラリネット五重奏でしたが・・・

    “舟唄まつり”は同じく、
    >パッと浮かぶものが殆んどありません
    状態でした^^;が、ゆらゆらと堪能させていただきましたね。
    きらクラ!を通じてお近づきになれましたこと、嬉しく思います。
    これからもご教示を賜りたく又お伺いさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

    ※コメントがうまく入らず、連投になっていましたら削除お願いします。

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    1. 快調家族様
      早速にコメントありがとうございます。m(__)m
      快調家族さんのブログはパワーに溢れて元気が頂けます。
      これからもよろしくお願いいたします。

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  2. 初めまして。「今日も快調の家族」の家族の「今日も快調」です。(ややこしくて済みません)
    何度か伺ったのですがなかなか取っ掛かりがなくて放置しておりました。
    今日のモーツァルトはヴァイオリン・ソナタだったので、無謀にもコメントを入れる決心がつきました。先日ヒロ・クロサキさんのソナタ集を買ってきて聴き出したところなんです。K.306はまだ聴いてませんでした。私はちょっと特殊な聴き方をしているものですから、この曲を聴くのはまだちょっと先になるかもしれません。
    またお邪魔させて頂くと思いますが、これからもよろしく!

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    1. 今日も快調様
      初めましてm(__)m。コメントありがとうございます。
      私は楽譜も読めない音楽のド素人でして、このブログは自分も勉強しながら、あちこちの参考文献を寄せ集めているだけなんで、お恥ずかしい限りですが、素人なりにモーツァルトの音楽を愛する心は日に日に深くなっていきます。
      これからもよろしくお願いいたしますm(__)m

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